キャラクター

・鴇田宗仁(トキタソウジン CV:春野風)

先の戦争で記憶を失った武人であり、本作『千の刃濤、桃花染の皇姫』の主人公。

現在、記憶を失う以前から懇意にしていた稲生家や、町で花屋を営む乾鷹人に世話になりつつ暮らしている。

花屋の店員や学生という平和な日常は仮初であり、本来は奉刀会に所属する生粋の武人。

戦争終結以前の記憶がまったく無いため、皇国を憂う奉刀会のメンバーとの温度差に悩んでいる。

華々しく散るとか、誇りをかけて玉砕! なんていう神風精神は持っておらず、武人にしては思慮深い頭を持っている。

シナリオ冒頭で宮国朱璃と出会っているのだが、「まったく覚えてないでござる」

主人公らしくシナリオが進めば進むほど戦闘力がオーバーチートしていく。

飛んできた弾丸は斬れば良い、を体現する戦闘を魅せてくれるでしょう。

ちなみに多くのヒロインが登場する作品の主人公にありがちな、「鈍感さ」は持ち合わせていません。

女の子からの好意を素早く察知する敏感系主人公といった所でしょうか。

・宮国朱璃(ミヤクニアカリ CV:遥そら)

先代皇帝の一人娘であり、本作『千の刃濤、桃花染の皇姫』のメインヒロイン。

作中、唯一の正統なる帝位継承者。

敗戦時の混乱に乗じて姿をくらまし、主人公と劇的な再会をするまでは、ひっそりと暮らしていました。

母である「蘇芳帝」を殺害した小此木に深い恨みを持っており、主人公と再会したのは単独で小此木を襲撃しようとしている時でした。

この事からも分かる通り、猪突猛進、思い立ったら吉日、というな言葉が似あう単細胞で、下手に頭も良いため言い訳も正論で厄介すぎるお嬢様といった印象。

言っている事は正しいけど現状を省みていないため、言葉だけみたら我儘としか言いようがない言動が目立ちます。

恐らく、序盤の彼女を見て好きになれるプレイヤーは極僅かでしょう。

しかし、シナリオが進むにつれて明かされる宿命や、主人公等、仲間と生活する内に成長していく彼女を見ていれば序盤に感じたイライラも無くなっていくと思われます。

少し叫び声が汚い所や、序盤の未熟な点を除けば「さすがメインヒロイン」と言ってやりたい程の魅力を持っていますね。

 

 

・鴇田奏海(トキタカナミ CV:猫村ゆき)

戦後すぐに即位した現在の皇帝であり、本作『千の刃濤、桃花染の皇姫』のサブヒロイン。

とにかくカワイイ。

通称「翡翠帝」と呼ばれ、国民に絶大な人気を誇り、とにかくカワイイ。

皇国に残る武人達からも熱い忠義を寄せられており、「翡翠帝」救出が戦後の武人が持つ最大の夢。

....しかし、それも全て小此木の計画の内。

実はこの娘、戦前は単なる武家の娘であり、主人公の義妹です。

義妹で偽帝でとにかくカワイイとか隙が見当たりません(私だけ?)

恐らく小此木がアイドル帝計画とか立てていたら、すんなり属国化計画も完遂出来たのでは....? ってくらいにカワイイ。

控えめで大和撫子な性格は嫌味が無いですし、小柄な外見もあって庇護欲を掻き立てられる事請け合い。

個人的に本作最大のオススメヒロイン!

 

 

・椎葉古杜音(シイノハコトネ CV:小鳥居夕花)

二千年前から王家に仕えてきた巫女の末裔であり、本作『千の刃濤、桃花染の皇姫』のサブヒロイン。

全体的にポジティブで明るい行動をしてくれるので本作の重い要素を中和してくれる元気系ヒロイン。

帝との謁見の場で足が痺れて動けなくなる等、彼女のドジシーンは本作の魅力の一つ。

すぐ調子にのって大人ぶりますが、その後すぐに子供っぽい姿を晒すので見ていて本当に楽しい娘。

そんな未熟な精神ですが、胸のサイズは驚きの「Eカップ」。

「ロリ巨乳で巫女さん」という爆発力のある要素を持っています。

 

 

・稲生滸(イノオホトリ CV:波奈束風景)

現稲生家当主であり、奉刀会盟主でもある本作『千の刃濤、桃花染の皇姫』のサブヒロイン。

戦後、皇国武人を纏め反乱の時を窺っていた父親が捕縛され、否応も無く家督を継いだ苦労人。

戦前の主人公を知る幼馴染で、クールな外見に似合わず、思い人である主人公の前では頑張ってアプローチしてきます。

記憶喪失になってしまった主人公を陰に日向に支えてきた女の子なので、他のヒロインを選んだ際は少し可哀そうな部分もあります。

戦闘力は作中でも屈指の強さで、名門稲生家の当主たる実力を持っています。

一番最初に辿り着ける個別エンドのヒロインなので、「最初にクリアしたヒロインだ!」って方は多いハズ。

武家の娘らしい外見、性格なので、そういう要素が好きな方は一番気に入るのではないかと。

実は奉刀会の活動資金を集めるため怪しいバイトをしている。

そのバイト姿はプレイヤーの度肝を抜くことになるでしょう!

 

 

・エルザ・ヴァレンタイン(CV:奏雨)

生徒会長兼共和国政府の重鎮でもある本作『千の刃濤、桃花染の皇姫』のサブヒロイン。

皇国出身のヒロイン達に対して単独で出馬する共和国出身のヒロイン。

外見も口調もおっとりしている風を装っていますが、言いたい事はハッキリ言う某大国風な性格です。

共和国のトップが父であり、自らも作戦を指揮する等、共和国側の考え、場面を作中に投げかける登場人物でもあります。

彼女の言動は恐らく現代日本人のプレイヤーさんに一番近い考え方なのではないかと思います。

個人的に共感出来る考え方をしているヒロインなので、オススメ度は高め。

 

 

・小此木時彦(オコノギトキヒコ CV:荒岩鉄五郎)

モロ悪役面した本作『千の刃濤、桃花染の皇姫』のサブヒロイン....ではなく重要人物。

先の共和国との戦争で皇国を裏切り、朱璃の母「蘇芳帝」を殺害した謀反人。

この男が皇国全権として降伏文書に調印した瞬間が先の戦争が終結した瞬間であり、皇国が共和国の属国になった瞬間でもありました。

反乱分子である武人を弾圧したり、奏海を帝にしたり、本作のシナリオに絡まった糸を辿れば大体コイツに行き着くといっても過言ではありません。

悪役面の裏に何が隠されているのか、全ては作中後半で明かされます。

 

 

DMM


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