はい、お尻。 お尻が少ないです。 あと、ナイスバディ。
うーんなんですかね。 登場するヒロインが総じてロリっぽいので個人的にあまり使えませんでした。
逆にいうと、もはや病気で重症で犯罪者予備軍なロリコンくんには「とっても使えるオカズ」ばかりです。
犯罪一歩手前なロリコンくんでなくとも、庇護欲を掻き立てるロリっ子の萌えシーンが多いので、私はそちらの方がグッときましたね。
カワイイ女の子を愛でたい方には十分需要を満たしていると思います。
ただ、やっぱり直接的な「エロ」、オッパイとかお尻については少し弱いですかね....
一応、個人的にお気に入りのシーンはこちら、
柴田壬月勝家ちゃんのシーンですね。 ナイスヒップ!
あと、お尻は関係なく、キャラクターとして大好きになった竹中詩乃重治ちゃんのシーン。
ロリっぽい見た目ですが、知的な普段と違い、女の子らしい反応をする詩乃ちゃんがとってもキュート。
担当声優さんが好きなコトもあって個人的最強Hシーン入りしました。
とまぁ、こういったシーンばかりなら文句なく満点でしたが、やはり少ないのでこの評価。
サイコー! としか言いようがないほど、全ての声優さんが熱演されております。
他のゲームでメインを張ってる人気エロゲ声優さんが多く演じているので、「人気エロゲ声優のバーゲンセールかい!」と思わずツッコミたくなります。
青山ゆかりさん、民安ともえさん、かわしまりのさん、海原エレナさん、一色ヒカルさん、今をトキメク若手からエロゲを長く支えてきた代表的な声優さんまで、本当に豪華な顔ぶればかりなので、皆さんも絶対一度は聞いた声の方がいらっしゃるはずですよ。
ロリコン御用達の武田家や濃いメンツが揃うメインのお家、織田家等々、キャラクターの違いがハッキリしていたので飽きませんでした。
アニメーションは無く、戦闘もHもスチルの差分で表現されています。
イラストに関しては多くのイラストレーターさんを起用しているので、統一感がないのが玉に瑕。
ただ、逆に言うと毎回新鮮さを感じる部分でもあるので、良い悪いで語れない要素ですね。
戦闘シーンのエフェクトは格好良く、敵と味方の多勢に無勢な状況を表す鬼達のCG等、非常に好印象です。
一応、例を挙げるとすれば、
このような大勢の鬼だけでCGが何枚かあります。
ここを手抜きすると戦闘があるエロゲでは一気に「燃え」が無くなるので、『戦国 恋姫X 乙女絢爛☆戦国絵巻』は成功した部類でしょう。
ラストのボス戦も非常に盛り上がるCGだったので満足でした。
個人的には最高評価でも良かったのですが、私も少し思った本作の微妙な点が、レビューサイト等を見ると多く見られたため評価を一つ落としました。
往々にして言われているのが「主人公のダメさ」だったり「ご都合展開すぎる」点。
前者の「主人公のダメさ」ですが、これは私も納得する部分があります。
ちょっと完璧超人すぎるし、なんとなく態度や言動に人間味が無いんですよね。
不満とか不安をもっと感じていれば、また違った主人公像になったのでしょうけど...それだとリソースを割きすぎて本作『戦国 恋姫X 乙女絢爛☆戦国絵巻』の良い部分である「ヒロインとのイチャイチャ」が少なくなっていまったでしょうし、仕方ない部分でもあります。
ですが、やっぱり納得出来ないくらい達観している主人公だったので、そこは少し次回作で気を付けて欲しい点です。
そして後者の「ご都合展開すぎる」という点ですが、これは作風的にしょうがないですよ(笑)
もっと重い話で「ご都合展開」が合わない作品ならいざ知らず、この作品はハーレムモノのライトノベルみたいなエロゲーなので、そこは飲み込むべき点だと思います。
恐らく、先の記事に書いた通り、本格戦国乱世モノを期待して買ってしまった方が漏らしている愚痴なのだと思います。
これから購入する方はくれぐれも承知の上で購入しましょうね。
戦国武将を女体化してハーレムする作品は、今の世の中溢れている内容ですが、恐らく火付け役になったのは前作の恋姫無双だと思うんですよね。
それも加味してこの評価です。
システムに関しては十分な出来でした。
特に、画面右上にカーソルを持って行くとボックスが表示され、そこから設定やセーブが出来る仕様が好印象です。
音楽については戦闘シーンに程よく盛り上げてくれる熱い曲ばかりだったので問題ありませんでした。
特にOPムービーは演出も神懸っているので購入を検討している方の最後の一押しになるのではないかと思いますよ。
文句なく最高評価。
シナリオもHシーンも膨大な数です。
本編以外にも各章毎に追加されるヒロイン達の掘り下げを目的としたショートストーリーや、本作『戦国 恋姫X 乙女絢爛☆戦国絵巻』で追加された北条の章等もあってプレイ時間は100時間近くになるはずです。
価格からしたらかなりのボリュームだと思います。