新たに立ち上げられたブランドということで、発売前は一切期待していなかったのですが、「素晴らしい作品をありがとうございます! ありがとうございます!」と、叫びたくなるくらい魅力的な作品でした。
『Re:LieF 親愛なるあなたへ』を開発した『RASK』は伸びしろもありそうなので、これから注目していこうと思います。
次回作も本作のように、神懸った色使いや、肉感豊かなエロイラストで、開発してもらえたら幸いです。
思いのほか楽しめたので、次のエロゲーを見る目が厳しくなっちゃいそうです(笑)
ちなみに、アニメをよく見る方であれば気になってしまいそうな『Re:LieF 親愛なるあなたへ』というタイトル名ですが、読み方は「リライフ」ではなく「レリーフ」です!
似たようなスペルで最近アニメにもなったWEB漫画原作の「ReLIFE(リライフ)」という作品と関連性が疑われますが、まったくこれっぽっちも関連性は無いです。
ただ、シナリオ序盤~中盤については、「社会をドロップアウトした若者が社会復帰を目指す」というテーマで物語が進んでいくので、担当ライターが影響を受けてリスペクトしたんじゃないかな~という疑いはあります。
私としては「影響を受けた」に一票(笑)
勘違いして欲しくないのは、決して単なる「パクリ」では無いということ。
一部設定を拝借した、リスペクト...そこから更にSF的な設定を混ぜ込んで、まったく違う作品に仕上がっています。
もしかしたら、偶然、「学生に戻って社会復帰」というテーマを選んだのかもしれませんが、いや......それはないか(笑)
とにかく、「パクリ」にうるさいこのご時世で、こんな似通ったタイトルで発売に及んだ時点で、シナリオや登場人物まで同じにする事は有り得ません。
もし、そんな事をしたらすぐさま炎上しますからね。
なので、これからプレイされる方は安心してプレイして下さい。
むしろ、アニメや漫画の方の「ReLIFE(リライフ)」を知っていて、同じような感覚で読み進めたとしたら良い意味で酷く驚かされると思います。
タイトルに騙されてはダメですよ。
私はプレイ終盤、「え、社会復帰は? え? AI? どゆこと??」ってなりましたからね。
序盤、話の種だと思っていた言葉が伏線だったなんて....みたいな仕掛けが結構あるので、購入された方は週末を使ってじっくりと『Re:LieF 親愛なるあなたへ』を楽しんでみて下さい。