一言でいうと『一晩の事件を巡る、謎解きアドベンチャーのRPG!!』
『ジェミニフォートの勿忘草』はサークル『月の水企画』さんが2017年4月7日に公開を開始したアドベンチャーゲーム風短編RPGです。
今作は、自分たちの記憶・失った仲間を取り戻すために街の人に話しかけながら、なぜ記憶がなくなったのか、仲間はどこなのか、謎を究明していくアドベンチャー性がとても強い内容になっています。
様々なヒントを基にキャラクターを操作してストーリーを進展していくのにはとても面白いです。
登場するキャラクターは巨乳、ぺったん、ふたなり、人間だけでなく魔物でも中出しされると100%孕む女の子、剣士等々の様々な要素を兼ねそろえた3人がメインキャラクターとして登場します。
その女の子たちが魔物や組織と闘いながら、昨晩の記憶や失踪した仲間の謎を究明していく展開にはプレイヤーの腕にかかっています。
エロいシーンは随所に盛り込まれています。
どこでエロいシーンが始まるか、期待を良い意味で裏切ってきます。
抜きポイントが多いので、身体がもたないかもしれません笑。
○『ジェミニフォートの勿忘草』の良かったポイント
①内容がわかりやすく、テンポよく進むことができること。
ストーリーの道標を、テキスト文字の色やキャラクター同士での会話の流れから促すように設計されています。
そのため、ストーリーを見逃さないように気を付けてストーリーのテキストを読み込んだら基本、迷うことはありませんでした。
もし、テキストを見逃してしまったとしても、ある一定の時間であれば振り返ることができます。
万が一、ストーリー中のテキストの内容でもわからない場合でも占いの館にいる「緑の占い師」に占ってもらうことで、今後のストーリー進展のヒントを与えてくれます。
いざという時は「緑の占い師」を頼ってください。
②エロいシーンがとても多い
本ゲームを始めるとわかるのですが、序盤から主人公の女の子たち「マルツィア」「エルカ」「ミズナ」の3人がフルヌードで現れてきます。
そしてなぜか、ふたなりになっている「ミズナ」に対して、手コキをしてあげる「マルツィア」、視姦する「エルカ」という百合百合な3Pを行うシーンへと発展していきます。
このシーンになるまで、ゲームを始めて5分もかかりませんでした。
他のゲームではストーリーの概要を伝える必要があるのと、ある程度ストーリーに盛り上がらないとエロいシーンも楽しむことができません。
そのためエロいシーンが発生するには、ある程度時間がかかります。
ですが、このゲームでは主軸である謎を解決するための手段の一つで試すという内容で上手にエロと融合しています。
ストーリーの邪魔をせず、エロいシーンを持ってきているところが素晴らしく評価が高いです。
敵との戦闘中もエロいシーンが多いです。
戦闘中にゾンビや魔物が触手を使って、主人公たちのおっぱいやアソコを攻めてくるCGが多く入っており、興奮が止みません笑。
戦闘は基本、イベントによる戦闘なので、対峙したキャラクターとの戦闘は1回しかおきません。
勝つとストーリーが進んでしまい、負けると犯されてしまいゲームオーバーになります。
ですので、エッチなシーンを楽しみたい人は一度わざと負けることをお薦めします。
回想シーンを楽しむことができる場所はあるのですが、あくまで回想なので負けた上の仕打ちという流れが想像できません。
気持ちが乗らないので、実際に負けて犯されるシーンを見た方がより楽しめます!
○『ジェミニフォートの勿忘草』の物足りなさを感じたポイント
①RPG要素が薄い
バトルするシーンは一応実装されているのですが、バトルの機会が少ないです。
イベントによるバトルしか発生しません。
ゾンビとかスライムとか出てくるステージもあるのですが、そのキャラクターとのバトルは省略されます。
RPGと謳っている割には少ないので、RPG目的で楽しみにしている人には物足りなさを感じるかと思います。
キャラクターにレベルや装備などのシステムは実装されていますが、特に意味はなかったです。
RPGはあまり得意でない人やノベルゲームが好きな人にとってはサクサク読めて、ストーリー進展もテンポ良いので、とても楽しみやすいかもしれません。
②キャラクターの体型が不自然
登場する女の子のデザインが丸みを帯びているデザインが多いです。
実写や3Dのキャラクターをよく見ている人にとっては、本作のキャラクターのデザインはすごくデフォルメがききすぎており、不自然に感じるところがあります。
特に「マルツィア」のおっぱいが大きすぎて、お尻を突き出している時のおっぱいの配置場所に違和感を覚えました笑。
アニメや漫画のイラストの女の子を見慣れている人にとっては、そこまで感じないと思います。