オカズ度高し! オナニーのオカズとしては非常に優秀なゲームと言えるだろう。
登場するヒロインの数は多くないが、どの娘も濃密なエッチシーンを見せてくれる。
とにかくエロ描写が濃厚なゲームなので、何はなくてもエロいものを!と思っている人にはお奨めできる作品と言っていい。
オカズ度を重視してゲームを選ぶ人なら「買い」の一作だ。
キャラクターのパターンも淫乱妹キャラ、お嬢様、ロリッ子、巨乳メガネっ子、ツンデレとひと通りそろっているので、この手のゲームが好きな人ならまず、問題なく好みのキャラクターを見つけることができるだろう。
それぞれのキャラクターはいささかテンプレ気味ながら魅力十分。
個人的には、主人公がロリータ少女すずにさまざまな格好で犯されるシーンにM心をそそられた。
ただ、被虐スピリットがない人にとっては退屈に感じられるかも。そこら辺は好みが分かれるところだろう。
声優さんたちの演技も魅力的だった。
ありがちと言えばありがちなキャラクターたちではあるのだが、どの子も可愛く感じられる。
アニメーションはとにかくぬるぬる動く上に、上から下から、右から左から、ありとあらゆる角度から見ることができてとてもエロエロ。
フェラシーンやパイズリシーンひとつとっても破壊力抜群だ。
ただ、エッチシーンは基本的にはあえぎ声だけでセリフがないことは物足りないと言えば物足りない。
そこらへんが改善されていれば、もっと高い評価を付けることが可能になっただろう。
同じセリフをリピートするのも不自然だからこういう仕様になったのだとは思うが……。
ストーリーは放課後輪姦ものというコンセプトに忠実で、オーソドックスながら悪くない。
重要なのは、あくまで基本は「奉仕ゲー」だというところ。
基本的には主人公は性に奔放なヒロインたちに奉仕して、ヒロインのひとりである瑛麗奈の機嫌を取らなければならない立場だ。
一応は抵抗することもできるが、そうするとポイントが高くならないので、瑛麗奈のルートに入ることはできなくなる。
凌辱される立場にフラストレーションを感じる人はここらへんに不満を感じるかもしれない。
ただ、個人的にはこういうシチュエーションは大好物なので、とても満足した。瑛麗奈さんの足こき、エロすぎです。
特にオリジナリティに秀でたポイントはないように思う。
あえていうなら、アニメーションの出来の良さが特筆するべきポイントだろう。
ほかはスタンダードなエロゲである。
このゲーム、システム的にもオナニーに適していると言えると思う。
というのも、エッチシーンにおいてはいちいちマウスをクリックしてテキストを進める必要がない。
ひたすら進んでいくアニメーションを見ていくだけでいいのだ。
なのでエロゲに付きまとういちいちクリックしなければならないためにフィニッシュのタイミングを見定めづらいという問題は、この作品には存在せず便利である。
全体のボリュームはそこまでではないが、値段を考えれば十分だと言える。
凌辱からラブラブまで、さまざまなエロ要素が入っているところは好感触。
ヒロインたち4人がかりで主人公が犯されるシーンもあるので、そういう属性の人には特にお奨めだ。