本作『奴隷との生活 -Teaching Feeling-』のオカズ度は文句なしのS。
3Dでもないのに愛撫する部分が直観的に選べたり、キスして触りながら本番を楽しめたり、と没入感がハンパじゃない。
すればするほど感度良好になっていくシルヴィちゃんと同時に果てれるかがプレイヤーの腕の見せ所。
服装や装飾品もプレイヤーの趣味趣向で選べるのでアナタ好みのシルヴィを抱く事が可能です。
残念ながら声は無し。
そして本作『奴隷との生活 -Teaching Feeling-』において意見を二分する問題なのだが、それはシルヴィちゃんの外見にある。
傷だらけの身体。
顔面にまで至る傷跡が可哀そうで、傷の排除を制作側に懇願するプレイヤーが続出したが、製作者は傷を排除する意思は無いそうです。
しかし、ここまでシルヴィちゃんに人気が出たのは、この特徴的な外見と愛らしいキャラクターだと思っていますのでこの評価。
私はこの傷も含めて、シルヴィちゃん大好きであります。えぇ。
ここも賛否両論な点。
傷の問題もそうだが、イラストも人を選ぶ。
とても特徴的な絵なので購入を考えている人は、まずちゃんと絵を確認しよう。
それでも「エロさ」に関しては高水準な出来だと思う。
人体的におかしなバランスも多々あるが断面図表示出来たり、漫画的な表現を表示出来たり、まるでCG集を眺めているような気持ちになるハズ。
差分絵が多いので段階的に乱れていくシルヴィちゃんを見てニヤニヤするべし。
先も書いたがストーリーは薄味。
だが、随所に仕込まれた短文テキストが、まるで本当にシルヴィちゃんと同棲しているのでは? と錯覚させてくれる。
少ない情報だからこその良さがそこにはあります。
現実で「んほおお」とか「イクイクイックー」とか言われたら萎えますよね?
そういった「くどさ」を全てシルヴィちゃんの表情や主観文で描いたのは英断だと思う。
発売当時は勿論だが現在においても、『奴隷との生活 -Teaching Feeling-』のような奴隷をただ愛でるゲームは少ない。
奴隷を題材にすると、どうしても調教や監禁要素、凌辱的な表現が付きまとう。
それを一切排除してラブラブ甘々な生活に重きを置いたのが本作。
ユーザーの隠れた願望に直撃して大ヒット作品になったのでは? というのがネットで散見される意見。
私も激しく同意致します。
システム周りはバージョンアップを重ねる毎に進化している。
現在進行形でユーザーの意見を盛り込んだ改良を発表している点は本当に尊敬するところ。
直観的に分かりやすい配置に全てがあるので迷う事は無いハズ。
音楽に関しては可もなく不可もなくといった印象。
ただ、これもセリフと同じなのだが「くどい」感じがまったくなく、まるでフランスの作曲家エリック・サティの曲のように空気に溶け込むよう(キメ顔)。
現在において1700円以下そこそこで購入できる。
『奴隷との生活 -Teaching Feeling-』は、その値段で考えてもスゴイお買い得。
ある意味、永遠に遊ぶ事が出来るので好きな人でも飽きてしまった人でも、しばらくするとオカズにしようかなと取り出す事請け合い。
更に今後は未定だが、今までバージョンアップで追加機能や追加絵がきた経緯を考えると、もしかしたらまた新要素が追加される期待がある。
自信を持ってオススメ出来る作品です。